家事ぼたん

毎日のおかず できごと 

三色丼

2022/03/30㈬ 晩御飯

三色丼(豚挽き肉と舞茸のそぼろ 錦糸卵 春菊、ブロッコリーみじん切り)
味噌汁(豆腐 ウインナーみじん切り 小松菜 牛乳)
さつま芋甘煮
ダイエットスープ(キャベツ 大根 舞茸 カラーピーマン 玉葱 糸寒天 ウインナ- 小松菜)
いちご

昨日今日とご飯もの。続いてしまった。

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百人一首

47 八重葎しげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり 恵慶法師
48風をいたみ岩うつ波のおのれのみ くだけてものを思ふころかな 源重之

47幾重にも むぐらが生い茂っている宿、さびしいところに、訪れる人はいないが、秋はきたのだなあ。
48風が激しく吹くので岩を打つ波が(岩は何ともないのに波だけ)くだけるように(相手は何ともないのに)自分だけが心をくだいて物思いをするこの頃だよ。

47十世紀後半の人。播磨国(兵庫)国分寺講師、歌人。49大中臣能宣,紀時文,42清原元輔らと交流。この歌の宿は14源融の邸宅、河原院。荒れて文人交流の場になっていた。秋、さびし。

48?~1000清和天皇曾孫。地方官を歴任。最後は51実方に従い陸奥で没。最古の百首歌の1つ重之百首を東宮時代の冷泉天皇に奉る。

 

※さびし 上代の「さぶし」が中古に「さびし」となる。「さみし」は「さびし」がさらに変化した語。「さぶし」は荒ぶ(さぶ)の形容詞化。本来あるはずの物がなくて物足りない。

※さびし、さびしさ→
28山里は冬ぞさびしさ勝りける 人目も草もかれぬと思へば 源宗于朝臣
47八重葎しげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり 恵慶法師
70さびしさに宿を立ち出でてながむれば いづこも同じ秋の夕暮れ 良暹法師

※かなし(悲し/哀し)(愛し)→
 5奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ秋はかなしき 猿丸大夫
23月みれば千々に物こそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど 大江千里
93世の中は常にもがもな渚こぐ あまの小舟の綱手かなしも 鎌倉右大臣

※さむし→
91きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む 後京極摂政前太政大臣

…似たような印象の言葉を並べてみた。