家事ぼたん

毎日のおかず できごと 

きのこと合いびき肉の甘辛煮

2022/04/22㈮ 晩御飯

きのこと合いびき肉の甘辛煮(舞茸 しめじ 合いびき肉)
ワンタンスープ(豚挽き肉 ネギ 人参 豆腐 枝豆 小松菜)
ほうれん草胡麻和え
サニーレタス ミニトマト

新緑を見ながら少し散歩した。

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百人一首

71 夕されば門田の稲葉おとづれて 芦のまろやに秋風ぞ吹く  大納言経信
72 音に聞く高師の浜のあだ波は かけじや袖のぬれもこそすれ 祐子内親王紀伊

71 夕方になると門前の田の稲葉をさやさや音をたてて、芦葺きの仮小屋に秋風が吹いてくる。
72 うわさに聞く高師の浜のいたずらに立つ波のように、浮気で名高いあなたの言葉は心にかけまい。涙で袖が濡れると困るから。

71 1016~1097 源経信宇多源氏。和歌、詩文、管弦にすぐれ有職故実に詳しい。公任に比較される。歌合に参加。「祐子内親王家名所歌合」など。
源師賢の梅津の山荘で貴族の歌会での題詠の歌。題「田家ノ秋風」
平安中期、貴族に田園趣味流行し別荘がたてられた。

72 11世紀後半の人。後朱雀天皇の子祐子内親王(一条天皇曾孫)に仕えた。祐子内親王は歌合を催し一大サロン形成。(菅原孝標女も仕えた)
歌は「堀川院艶書合」で26才の俊忠(定家祖父)に70才近い紀伊が返歌。
俊忠「人知れぬ思ひありその浦風に 波のよるこそ言はまほしけれ」
人しれず思いを寄せている。荒磯(ありそ)の浦風に波が寄るように夜お話したい。