家事ぼたん

毎日のおかず できごと 

とり白菜 ・とり野菜

今週のお題「鍋」

思い出の話です。子供の頃、冬はよく寄せ鍋をポン酢醤油で食べていましたが、石川県にいたころ父がとり白菜というのを外で食べておいしかったから母に作ってくれるように頼んだことがありました。母は食べたことがないけれども父から聞いた話から想像して作っていました。白菜と鶏もも肉が入った少し甘い味噌味の鍋でした。肉野菜肉野菜御飯と沢山食べれる感じのお鍋でした。珍しくておいしいと思っていました。

近頃近所のスーパーに行くと鍋の下地の素が沢山結構なスペースをとって売ってあります。いつも買ってみようと思いつつ、買ったことがなかったのですが、ふとなつかしいとり白菜を食べたくなり、以前から売り場にあるので気になっていた、とり野菜みそという鍋の素を買ってみました。それの作り方では鶏肉でなくてもいいようでした。実際に作ってみておいしかったです。実家で食べていたとり白菜と似ていました。

検索してみると、石川県にはとり白菜というのと、とり野菜というのがあるようで、とり野菜が味噌味鍋で、とり白菜が麺つゆのようなのに卵を落としたしたたれで食べる鍋のようでした。これであっているとすると、実家でとり白菜といって食べていたのはとり野菜だったみたいです。

鍋は体が温まって嬉しいです。今まで私が鍋物を作るのが苦手でしたが今年は工夫して流行らせてみようかと思います。うちは皆、結構ばらばらに食べることが多いし、好き嫌い含めて食べられるものが色々なので、小鍋に一人分ずつ作るのもいいかなと思っています。